達成目標 |
企業および社会を成長させるための必須要件であるイノベーションの基本概念および重要な各種モデルおよび理論を理解する。また、最新のイノベーションマネジメント研究の方向性を把握し、イノベーションマネジメントを現場で実践できるようになる。また、実践に基づく研究をまとめるために必要な基盤知識を修得できる。 |
概要 |
イノベーションマネジメントの基本概念と歴史的に重要なモデルおよび理論を具体的な事例を用いて説明し、課題ケースに対するグループワークで理解を深める。また、オープン・イノベーション、コミュニティ型イノベーションなどの最新の動向を紹介する。特に、イノベーションを生み出すイノベーションデザイン手法に関しては、グループワーク形式で学修する。 |
評価の観点 |
イノベーションマネジメントについての理解度と応用力 |
評価基準 |
講義への積極参加と議論への貢献(20%)、グループワークにおける貢献と中間提出物の内容(30%)、最終レポートの内容(50%) |
評価方法 |
講義における議論での貢献、グループワークにおける貢献、レポートの質の高さ、に基づき評価する。 |
教科書 |
講義資料およびケースを配付する。 |
参考書 |
「コア・テキストイノベーション・マネジメント」、近能 善範、高井 文子 著、新世社、2010. 「戦略的IoTマネジメント」、内平直志 著、ミネルヴァ書房、2019. |
関連項目 |
知識経営論(K411)、研究・新事業開発における知識創造・活用マネジメント(K420)、知的財産マネジメント論(K422)、研究・イノベーション政策論(K432)、オープンイノベーション論(K465)、技術経営改革実践論(K433)、IoTイノベーションデザイン(K491)、DXリーダー実践論(K500)、ウェルビーイングマーケティング論(K498) |
履修条件 |
技術経営の基礎科目であり入学後できるだけ早い時期の履修が望ましい。 |
準備学修等の具体的な指示
本学では、原則15時間以上の授業 を含む45時間の学修をもって 1単位とすることを踏まえて、 準備学修に取り組むこと。 |
配付された資料(事例等)を予習し、講義およびグループワークの準備をしておくこと。 |
獲得可能な能力・性質 |
先端科学技術分野の専門家としての、 <社会的能力> 幅広い視野、論理的思考力、多様性の理解、俯瞰力 <創出力> 専門的知識とスキルの探求力、発想力、計画力、表現力 <実践力・行動力> 情報収集力、未来ニーズ/潜在ニーズ発見力・洞察力、課題定義力 <その他> イノベーションデザイン力 |
講義アーカイブ |
<収録内容>収録しない <配信方法>公開しない |
講義計画 |
1.イントロダクション 2.イノベーションマネジメントとは何か? 3.イノベーションマネジメントの重要な理論とモデル:プロセスモデル 4.イノベーション事例によるグループワーク(1) 5.イノベーション事例によるグループワーク(2) 6.イノベーションマネジメントの重要な理論とモデル:アーキテクチャーモデル 7.イノベーション事例によるグループワーク(3) 8.イノベーション事例によるグループワーク(4) 9.イノベーションマネジメントの重要な理論とモデル:研究開発マネジメント 10.イノベーション事例によるグループワーク(5) 11.最新のイノベーション研究の動向(1) 12.最新のイノベーション研究の動向(2) 13.イノベーションデザイン手法 14.イノベーションデザイングループワークとまとめ
・平日の回をハイフレックス(対面とオンライン)で実施し、土曜の回は対面で実施する. |
曜日/時限 |
Ⅲ期 |