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講義名 ウェルビーイングマーケティング論
基準単位数 2
校地 東京
科目群 知識科学系科目(東京)
科目コード K498
授業実施言語 日本語
開講時期 Ⅲ期

担当教員
氏名
◎ 白肌 邦生

達成目標 消費主体やそれを取り巻くシステムにとってのウェルビーイングとは何かを考え、現状のマーケティングアプローチの課題を発見するとともに、その課題に取り組んでいくための理論的視点を修得する。そして修得した視点を基に、ウェルビーイングマーケティングを計画できるようになる。
概要 ウェルビーイング概念について解説し、消費者行動およびマーケティング戦略が、従来型のマーケティングの考えとどのように異なるかを説明する。そのうえで、ウェルビーイング志向の価値共創プロセスをどのようにマネジメントするか、そして、策定したマーケティング戦略はどういうやり方で評価するかを考える。授業終盤ではウェルビーイングマーケティングのフレームワークを学び、それを受講者の関心対象に適用・考察する。講義では、特定のテーマに関する副読論文を課し、その論文について議論課題を設定したうえでグループ間討議も行う。また適宜ゲスト講師による話題提供も行う予定である。
評価の観点 授業で説明する基礎理論の習熟度、授業の理解度およびマーケティング計画を基にした実践応用力
評価基準 クラスへの貢献度40%、レポート評価40%、グループワーク評価20%
評価方法 クラスへの貢献度(発言・発表、討論)、レポート評価、グループワーク評価
教科書 使用しない
参考書 授業において指定する。
関連項目 K497 マーケティング基礎
履修条件 K497 マーケティング基礎、あるいはそれに準ずる講義の受講経験があることが望ましい。
準備学修等の具体的な指示

本学では、原則15時間以上の授業
を含む45時間の学修をもって
1単位とすることを踏まえて、
準備学修に取り組むこと。
事前に配付する参考資料を適宜読んで授業に臨むこと
獲得可能な能力・性質 先端科学技術分野の専門家としての、
<社会的能力>幅広い視野、論理的思考力、コミュニケーション能力、多様性の理解、俯瞰力
<創出力>専門的知識とスキルの探求力、発想力、計画力
<実践力・行動力>潜在ニーズ発見力・洞察力、課題定義力
講義アーカイブ <収録内容>講義のみ収録
<配信方法>限定配信(キーフレーズの利用または受講者の事前登録)
講義計画 1. イントロダクション
2. ウェルビーイングと消費①:消費行動の多様性
3. ウェルビーイングと消費②:責任ある消費行動
4. 消費者のウェルビーイング課題
5. ウェルビーイングマーケティング戦略①:マーケティング目的
6. ウェルビーイングマーケティング戦略②:グループ討議
7. ウェルビーイングマーケティング戦略③:顧客関係性深化の視点
8. ウェルビーイング醸成プロセス①:価値共創の視点
9. ウェルビーイング醸成プロセス②:価値創造の実際
10. ウェルビーイングマーケティング評価①:顧客の主観的幸福
11. ウェルビーイングマーケティング評価②:顧客の成長
12. 総合:ウェルビーイングマーケティングマネジメント
13. ウェルビーイングマーケティング計画の立案およびグループ討議
14. グループ討議と講義のまとめ

・すべての回をハイフレックス(対面とオンライン)で実施する。
・なお、グループワークはオンライン受講者のみで構成されるグループを作り、原則として対面参加者と同一グループにはしない予定である。
曜日/時限 Ⅲ期